<大戦の敗因分析(1)一般論>
— 知性派の日本史講座(京都皇統情報部) (@kyoutok) 2018年3月8日
①大東亜戦争の敗因については一般的に次のように言われています。
● 米国まで敵としたこと
● 真珠湾攻撃による米国民の士気高揚
● 大本営による机上のプラン(海軍の過大な戦果報告)
● 無謀な戦線の拡大、兵姑(食料、弾薬等の後方支援)の無視 pic.twitter.com/DIE8bhfXEy
②
— 知性派の日本史講座(京都皇統情報部) (@kyoutok) 2018年3月8日
● 戦術だけで戦略がなかった(特に海軍は当初の戦争計画を無視した)
● レーダー等軍事技術の重要性への認識不足
● 銃剣突撃、決戦主義(過剰な精神主義)。
● 暗号、防諜の重要性への認識不足(日本はスパイ天国だった)
● 逆に米国本土での諜報線を断たれた(日系人の強制収容) pic.twitter.com/ohW33Sxv3Z
③
— 知性派の日本史講座(京都皇統情報部) (@kyoutok) 2018年3月8日
● 潜水艦の使用法錯誤(海軍は全く米軍の兵站破壊をしなかった)
● 航空機の戦略的位置づけ錯誤(米軍とは反対に海軍は制空権確保を優先しなかった)
● 大艦巨砲主義から脱却できなかった(大和など大型戦艦の建造を優先)
全文→https://t.co/TdPi8x1Mk4 pic.twitter.com/rhKqvPBMsw
④これらの分析は当たっていますがいずれも部分的です。日本将兵の士気の高さ、現場指揮官の優秀さ、開戦当時の空母、航空機等の保有数においても米国に拮抗していたこと等に鑑みると、かくの如く惨憺たる負け方にはならないはずの戦争で、短期決戦で勝利する可能性すらありました。 pic.twitter.com/Z3nF0k2KXJ
— 知性派の日本史講座(京都皇統情報部) (@kyoutok) 2018年3月8日
⑤例えば、開戦当初の陸軍総兵力では、日本が210万人で米国は152万人、海軍総トン数では、日本が148万トンで米国は131万トンでした。が、長期戦になって決定的な差が出てくるのは「工業生産力」でした。そして海軍の馬鹿げた東への戦線拡大で長期戦になります。(次回に続く…) pic.twitter.com/n2hCn3uF9q
— 知性派の日本史講座(京都皇統情報部) (@kyoutok) 2018年3月8日
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